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競馬のロマン 筆洗 八葉蓮華
2008年 06月 27日
ふだん競馬はほとんどやらないが、かつて一度だけ同僚と三人共同で、あるレースの単勝馬券に、そこそこの額を投じてみたことがある▼三人とも馬の知識はからきしだったが、各紙の予想も◎なら、競馬に詳しい知己も「あの馬で間違いないよ」と異口同音。しかも、それはその馬の引退レース。さらに、馬名が「ビリーヴ」とくる。この馬の勝利を信じずに何を<信じる>ことができようか▼だが、結局は素人の浅はかな思い込み。お察しの通り、確かハナ差の2着に敗れたのだった。恐れ多いが、競馬評論家の井崎脩五郎さんのエッセーによれば、「昭和の名伯楽」故尾形藤吉調教師でさえ、こう語っていたそうだ。<馬というのは、結局、永久にわからない…>▼そんな競馬に「必勝法がある」と客を勧誘し、不正に資金を集めていた東京の投資顧問会社が摘発された。「中央競馬のレース結果を72・5%の確率で当てるシステムを開発した」と言っていたが、実際に開発したのは、だましのシステム▼「元本保証で、入会金の5%を毎月配当」と宣伝、約七十億円も集めた。いわば、競馬に詳しくない人の素朴な<ビリーヴ>につけ込んだのである。被害者の一人が悔いていた。「冷静に考えれば、絶対なんかないのに」▼絶対がないからこそ競馬にはロマンが宿る。それを犯罪の道具にされ、ファンは怒っていよう。
筆洗 , 中日春秋 2008年6月27日 八葉蓮華、Hachiyorenge
by hachiyorenge
| 2008-06-27 01:01
| 筆洗/中日春秋
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