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「風天 渥美清のうた」 筆洗 中日春秋 八葉蓮華
2008年 08月 03日
「風天 渥美清のうた」 筆洗 中日春秋 八葉蓮華
夏、居酒屋、よく冷えたおしぼりときて「とりあえず」と言ったら、後に続くのは「ビール!」しかない▼もっとも、二杯、三杯と流し込むうち、最初の感動は薄れていく。だが、それでも四杯、五杯と飲み続ける。<一っ杯めのために飲んでるビールかな>風天。なるほど、そういうことか。特に「っ」に感じが出ている▼この俳号、そのまま読んでほしい。フーテン。そう、映画「男はつらいよ」で知られる俳優の故渥美清さんである。句会などで多くの句を残していた。近刊『風天 渥美清のうた』(大空出版)には、著者森英介さんが関係者を訪ね発掘した二百十八句が収められている▼<蚊がプーン遠くに飛行機がブゥーンひとり寝ている>。ユーモラスだが、どこか寂しい。やさしいが少し哀(かな)しい。そんな句が多い。プライベートで詠んでいたのに「寅さん」の印象が重なるから不思議だ。<ゆうべの台風どこに居たちょうちょ>▼生前、作風にも影響がうかがえる俳人尾崎放哉や種田山頭火を演じたがっていたという。それもかなわぬ以上、森さんが書くように、この魅力的な句の数々は、渥美さんからの「最後の贈り物」だろう。あすは十三回忌。もう、そんなになる▼今、日本は寅さんも生きにくいような、いろんな意味で厳しい夏。先には、美しい季節が待っていてほしい。<蓋(ふた)あけたような天で九月かな> 筆洗 , 中日春秋 2008年8月3日 八葉蓮華、Hachiyorenge
by hachiyorenge
| 2008-08-03 01:01
| 筆洗/中日春秋
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