「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇
カテゴリ
最新の記事
以前の記事
2011年 01月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 メモ帳
八葉蓮華 創価学会リンク集 化城宝処 三車火宅 三草二木 長者窮子 衣裏珠 良医病子 髻中宝珠 八葉蓮華アンテナ 八葉蓮華ブックマーク 環境 Sustainable Development 国際相互理解 Interfaith 平和 Peace and Disarmament 教育 Education 文化 Culture 人道援助 Humanitarian Activities 人権 Human Rights 創価学会仏壇blog 創価学会仏壇shop 埼玉県創価学会仏壇 東京都創価学会仏壇 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価学会仏壇 RSS その他のジャンル
ブログパーツ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
「あなたの懐で遊ばせて」 筆洗 中日春秋 八葉蓮華
2008年 08月 21日
「あなたの懐で遊ばせて」 筆洗 中日春秋 八葉蓮華
たとえば、こういう文章に出会えば、山好きでなくても、思わず、一度登ってみようか、という気になろう▼<大雪渓があり、豊富なお花畠(ばたけ)があり、眺望がすこぶるよい。(略)登りに変化があってしかも易しく、道も小屋も整っている>。かの深田久弥が『日本百名山』の中で紹介する、その山の「優しい顔」だ▼長野県白馬村の白馬岳(しろうまだけ)。深田によれば、残雪の消えた跡が馬の形になって現れることからついた名らしい。同じく北アルプスを代表する人気の山でも、槍ケ岳のような峻険(しゅんけん)さはなく、とっつきやすい。この山の“看板”である大雪渓に、さながらアリの列のように登山者が連なるのは、盛期にはおなじみの光景だ▼その大雪渓で起きた悲劇である。一緒に登っていたとみられる地元の山岳ガイドの男性と神奈川県の女性が土砂崩落に巻き込まれ、亡くなった。さらに別の一人の行方が分からず、捜索はきょうも続けられる▼元来、白馬岳には落石も多く、度々、死傷事故が起きているという「怖い顔」もある。さらにその形相が険しくなるのは、山の場合、やはり荒天の時だ。現場は数日前から雨がちで、崩落の起きた十九日も朝から降り続いていたという▼人間だって、いつ何時でも機嫌がいいという人はいない。「あなたの懐で遊ばせて」と自然に頼むなら、あくまで慎重に、その「顔色」をうかがいたい。 筆洗 , 中日春秋 2008年8月21日 八葉蓮華、Hachiyorenge
by hachiyorenge
| 2008-08-21 15:06
| 筆洗/中日春秋
|