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髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇

by hachiyorenge
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「永遠の敵はいない」拉致問題・・・ 春秋 八葉蓮華
「永遠の敵はいない」拉致問題・・・ 春秋 八葉蓮華
巡る歴史はどんな敵対関係も氷解させる。米国とリビアを見ていてそう思う。レーガン大統領の時代に「狂犬」と言われたリビアの最高指導者カダフィ大佐は先週、米国のライス国務長官と大佐宅で親しく会談した▼米国は1986年に大佐の邸宅を空爆したことがある。反米の急先鋒(せんぽう)を亡き者にするためだった。それから約20年。核放棄を宣言したリビアを米国はテロ支援国家指定から外して現在に至る▼会談に同席したリビアの外相は「対立の時代は終わった」と語った。過去の教訓から学ぶことの重要性について語り合ったという。ライス氏は記者団にこう言った。「永遠の敵はいない」▼20代でクーデターに成功し、最高指導者になったカダフィ氏も66歳。歳月が人を円くしていったらしい。ふと思う。同じ66歳で、かつてリビアと核技術などで連携し、いまだ危険な最高指導者のままの、北朝鮮の金正日総書記を…▼リビアとの仲に照らせば、米国による北朝鮮のテロ支援国家指定もいずれ解除されて、米高官が「永遠の敵はいない」と語る時が来るかもしれない。同じ言葉を、日本政府が総書記について言える時代が来るのを想像するのは難しい▼拉致問題が全面解決すれば、その日はすぐにでも来る。解決させる気があるか怪しい国との交渉は腹立たしい。そんな状況下に飛び込んできた金総書記の「重病」情報を、日本政府はどう聞くのだろう。

春秋 西日本新聞 2008年9月11日

八葉蓮華、Hachiyorenge
by hachiyorenge | 2008-09-11 20:59 | 春秋