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2010年 07月 14日
亡くなった劇作家のつかこうへいさんが30代のころの話だろう。当時、とんでる女優で売り出し中のタレントが突然、マネジャーとともに劇団の事務所にやってきて、開口一番「舞台をやりたい」と言った
つかさんはタレントが個性派などと相当持ち上げられていると見抜き、「それは個性とか芸じゃなく、単なるクセだ、クセが受けてるだけだ」とかましてやったそうだ「つかへい犯科帳」(角川文庫) そして「どう考えても中身が空っぽとしか思えない連中」のクセを、個性や力量であるかのようにみんなが錯覚しているとも書いた。そういう風潮が不思議でならなかったらしい。何から何まで羽振りのいい時代だったのだろう。しかし今の時代はどうか。テレビをつければ、つかさんの慨嘆が果たして過去の話と言えるのかどうか つかさんが欲しいのは日常的に変わっていたり、クセが強い役者ではない。ごく普通の人が舞台に立ったときにどう狂っていくのか、その過程をどう客に見せていくか見たいだけという。けいこで極限状態まで役者を追い込み、役者は追い詰められる中で自信をつかんでいった つかさんの代表作ともいえる「蒲田行進曲」は映画でしか見たことはないが、深作欣二監督の切れのいい演出に、つかさんの舞台劇らしいメリハリのきいたせりふやスピーディーな展開が見事に溶け合っていた 団塊世代のつかさんは著書「娘に語る祖国」(光文社)で戦争の悲哀と滑稽さなど、在日韓国人2世としての思いをつづっている。「しばらくしたら娘に日本と韓国の間、対馬海峡あたりで散骨してもらおうと思っています」。残したコメントもいかにもつかさんらしい。 大自在 静岡新聞 2010年7月14日 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge #
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| 2010-07-14 23:56
| 大自在
2010年 07月 13日
大相撲の仕切りはなくてもよいという意見がある。時間がかかり過ぎ、忙しい現代社会にそぐわないなどが理由のようだ
NHKが大相撲の野球賭博問題で名古屋場所の生中継を取りやめた。代わりに11日の初日から取組終了後の午後6時台に総合テレビとBS2で、実況入りで収録した取組のダイジェスト版を放送している。仕切りを省き、勝負中心に伝える 番組では取組の様子がめまぐるしく変わり、力士が次々に立ち上がって押し出したり投げ飛ばしたり。テレビ桟敷で見ていて、少し油断するともう勝負が決まっていた取組もあった。ひいき力士の勝ち名乗りの喜びに浸る間もない 仕切りは、力士同士が立ち合いに向けて互いに神経を研ぎ澄まし、呼吸を合わせていく。仕切りを繰り返すうちに力士の気合は充実して顔が紅潮する。にらみ合いにも迫力がある。ダイジェスト版は物足りないと感じたが、多くの相撲ファンはどうだろう 生中継の取りやめとダイジェスト放送は名古屋場所だけとされるが、テレビ桟敷からダイジェストだけで十分との声が高まれば生中継の復活は危うくなるかもしれない。大相撲の格式と伝統も崩れる もちろん、日本相撲協会が再生できなければダイジェスト放送さえ難しい。黒い霧が晴れない土俵は見たくない。 滴一滴 山陽新聞 2010年7月13日 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge #
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| 2010-07-13 23:56
| 滴一滴
2010年 07月 12日
菅直人首相や民主党には、きついお灸(きゅう)といえるだろう。参院選で、与党は過半数割れの敗北を喫した。政権交代から10カ月間の有権者の失望が強くにじみ出ている
多くの人を納得させるには、物事を断言することだ。哲学者ニーチェはそう書いた。どんなに言葉を尽くしても、説得力がなければ人の心には届かない。それを証明するような結果だったともいえる 一時は60%を超えた内閣支持率が1カ月で20ポイントも落ち込んだ。失速の原因は消費税をめぐる菅首相の言動とされる。自民党が掲げた「税率10%」を「参考にする」と発言した。財政の窮状を強調し、「良薬は口に苦し」と、あえて負担増を訴える戦術に出た。だが、言葉の一貫性に疑問を持たれた 誠実に語ろうとしたのだろう。「改革の痛みに耐えて」と叫びながら選挙に勝った小泉純一郎元首相の例もある。ただ、格差拡大という深い痛みを招いたが、小泉氏の言葉は断言する強さがあった。そこが、発言の「ぶれ」を批判された菅首相との差ではないか 「自分の意見の正当性をあれこれ論じれば、多くの人はかえって不信を抱く」とニーチェは説く。「税率をすぐ引き上げるとの誤解を与えた」。首相がそう釈明するたび、じわりと支持を減らした またも政治家の言葉が迷走し、後には衆参両院のねじれという構図が残った。日本の未来をどう描くか。きょうからは、前向きの議論を聞かせてほしい。 正平調 神戸新聞 2010年7月12日 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge #
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| 2010-07-12 23:36
| 正平調
2010年 07月 11日
終戦直後の学校では、「民主主義は楽しい」と教えていたようだ。1947年、当時の文部省が発行した中学1年の教科書「あたらしい憲法のはなし」は希望に満ちている
「もうすぐみなさんも、おにいさんやおねえさんといっしょに、国のことを、自分できめてゆくことができるのです。みんながなかよく、じぶんの国のことをやっていくくらい、たのしいことはありません。これが民主主義というものです」と 20歳になれば、兄や姉のように選挙で投票ができるから、いまのうちに「国を治めること」や憲法についてよく勉強しなさい、と教科書は教えている。中学生だった作家の故井上ひさしさんは、深い感銘を受けたそうだ 教科書がつくられた同じ年に、第1回参院選が実施された。きょう投開票の参院選は数えて22回目となる。消費税増税や財政再建、社会保障など「国を治めること」を国民として考え選択する機会だ。六十数年前の中学生に負けてはいられない 政治や選挙を冷笑的に眺める風潮が広がる昨今。戦後の中学生に託した「希望」をいま持ち出せば、笑われるだけかもしれない。しかし、観客の立場で面白がってばかりでは、ツケが自分に回ってくるのは間違いなしだ 投票前に終戦後の中学・高校教科書を読んでみたい。「この一票をそまつにするようなことがあれば、国民は自分で主権者である地位を危うく」するとある。 凡語 京都新聞 2010年7月11日 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge #
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| 2010-07-11 23:56
| 凡語
2010年 07月 10日
降りそうで降らない梅雨空を眺めながら、2年前に訪ねた台湾を思い出した。台湾は雨が多いが、山が険しいため、すぐ海に流れ出してしまう。水が貴重なのだ
南部の高雄に、沼地に水を引いて広げた半人造湖がある。工業用水や飲料水を供給しており、周辺の緑や花々が美しい。およそ半世紀前、蒋介石が「澄清湖」と命名した。湖畔に立つ「中興塔」に上り、権力の座にあった大陸へ思いをはせたという 中国と台湾が自由貿易を目指す協定に調印した。蒋介石が内戦に敗れ、台湾に渡った1949年の中台分断以来初の、歴史的な経済協定だ。2008年の国民党・馬英九政権誕生を機に、中台関係は融和へシフトしたかに映る 台湾を訪れたのは、総統選のさなかだった。台北で観光の仕事に携わる女性に会った。馬氏支持という。「馬氏が総統になれば、中国の観光客が増えるからですか」と理由を尋ねると、「いいえ、単純に馬さんが若くてハンサムだから」と答えた 浮ついた人気は長く続かない。昨夏の台風被害での対応が遅れたことなどで、馬氏は支持率急落に悩んだ。中国に近づき経済上の成果を上げれば、2年後の総統選につなげられるとの読みが働いているのかもしれない 馬氏は平和協定へ向けた中国との政治協議を進めることは否定した。ミサイル配備の問題がある。国内に「統一」への警戒感が強い。権力の座にある人物には、やじろべえのような微妙なバランス感覚が必要なのだろう。どこかの国みたいに発言がよくぶれるのは別次元の話だが。 日報抄 新潟日報 2010年7月10日 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge #
by hachiyorenge
| 2010-07-10 23:33
| 日報抄
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